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Topic: 「ソウルバウンドNFT」 ブテリンが提唱 (Read 37 times)

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イーサリアム(Ethereum:ETH)の考案者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は先日、「分散型社会(Decentralized Society)」と題する研究論文を共同執筆した。論文の中では、ソウルバウンド・トークン (Soulbound Token:SBT)という概念について提案している。

SBTは、個人の業績や職歴などの個人情報を含む非代替性トークン(NFT)である。個人のコミットメント、資格、所属などの情報をブロックチェーンに記録、譲渡不可能なソウルバウンド・トークン(SBT)を生成する。譲渡できないため、トークンそのものは個人に拘束されることになる。

SBTのユースケースとしては、学歴や職歴を記録することで、将来の雇用主が対象者の職歴や業績を正確に確認できるようになることが挙げられる。

また、特定の分野やトピックに関心があることが分かっている人々にSBTをエアドロップし、彼らを集めることができる。

さらに、個人の信用情報を記録することで、貸し借りのプロセスが透明になり、トラブルを抑止するといった使い方も考えられる。

SBTの鍵を紛失した場合についてブテリン氏は「ガーディアン(Guardians)」と呼ばれる人物を予め設定することで対処が可能だと説明した。ガーディアンには、コミュニティ内でソウルアドレスのロック解除を行う権限を付与する予定で、友人、家族、信頼できる機関などが考えられる。

ブテリン氏は、「SBTはWeb3の分散型未来の基盤を形成することになる」と主張している。
デジタル・アイデンティティと個人データの所有権を個人に与えるという考え方について異論を唱える人もいる。

調査・コンサルティング会社のフォレスター・リサーチ(Forrester Research)のレポートでは「Web3はより良い未来が約束されていると同時に、それはディストピアの悪夢の種を含む“トロイの木馬”でもある」と述べられている。

もちろん、Web3やSBTはまだ構想の段階である。いずれも分散型のブロックチェーンを基礎としているため、個人情報管理の手段としてどこまで有効かという点には疑問も残る。また、今回のSBTのような個人情報の管理手法は、プライバシー保護の視点からもいささか行き過ぎた考えであるとの見方も強い。


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