DPRatingという暗号通貨の「Moody's」を目指しているとの会社の指標です。
[DPRating] Github Audit for 200 Blockchain projects — June 2018 | Who is still coding in the Bear Market?Githubにおける開発状況に関し、以下の5つの指標を基にランキング化したようです。
7月時点の結果としては1位EOS、2位Loom、3位Cardano、4位TRON、5位LISKとのこと。
※詳細なランキングは上記URLを参照
【5つの指標】・Popularity of the Library
⇒視聴数、人気数、フォーク数に基づく4段階の指標
・Number of Contributors
⇒コントリビューション数に基づく3段階の指標
・Release frequency
⇒リリース数に基づく3段階の指標
・Number of Commits
⇒コミット数に基づく3段階の指標
・Type of commit
⇒新機能の開発から単なるバグ修正等の些細なもの等の6段階の指標
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【今回の指標に関する個人的考察】(特に日本においてかもしれませんが)
暗号通貨は単なる価格の上昇や、過剰な宣伝等によって価格形成がされてしまう傾向が多いため、
このように開発面からレビューするのも一つの良い参考情報となるでしょう。
ただし、こういった指標であっても過大視することは禁物です。ある程度ビジネス感覚があるチームであれば、
当該指標の様なものが作成されることを想定し、コミット数等を調整しているようなことも考えられるためです。
可能であるならば、Reddit、Discord等で、ある暗号通貨の開発状況に詳しい方等を見つけ、その実体を把握していくことが推奨されるでしょう。
この指標については若干疑問に思うところがありつつも、情報としてはまとまっているため、定期的にウォッチしていく予定です